間取り論争①byびび

間取り論争①畳スペース

今回はかめぞうの妻びびがお送りします。

いつもブログでdisられてるのですが、今日は妻視点で書いていこうと思います。

冷戦の末、2階リビングになった我が家。
私的に良かったこと。

 

①景観や日当たりが良い。
我が家は隣の家が近いので特に。高床なので目線がズレて尚更景観が良い。

②荷物を持って階段を昇降することで筋トレになる。(どんだけプラス思考)
重い物は階段下に収納できるから運ばなくても良い。
というかそもそもそんなにか弱くなかったから大丈夫だわ。

③適材適所の収納が増える。階段下収納が良かった。

④来客時にリビングが丸見えにならない。リビングにドアをつけたくなかった。

⑤書斎はリビングと同フロアが良い。
自分だけ仕事や趣味されてたまるか。家事しろ家事。育児もしろ。すぐ呼びつけられるから◎)

⑥リビングがあるフロアは廊下や個室がないので、トイレに集中できないけど、1階だったらゆっくりできる。
賃貸でよくあるけど、友達の家とか行ってリビングとトイレがドア一枚だと用を足すとき気になりませんか?

 


2階リビングに住んでいる方のブログやインスタを散々見ましたが、「2階リビングにしなきゃよかった!」っていう人がいないんですよね。

まあ高いお金をかけて建てて、マイナスに考えてる場合じゃないですよね。プラスに考えた方が良いです。←そんなにひねくれてるのお前だけ

とにかく住めば都!


2階リビング楽しみです!

 

では本題です。
(やっとかい)

今回からは間取り論争をテーマにしています。

村松さんの間取りって、私たちの希望をすべて詰め込んであって、ほとんど直すところがなかったのですが、なにしろ細かい&こだわりが強い夫婦なのでいろんな論争が起こりました。

第1回は畳スペースです。

2階リビングの畳スペースはこちら。


 

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畳スペース


そもそも、畳スペースはいらないんですよ。私は。
下にゴミとか溜まりそうで。

けど、夫の実家に行ったときに ごろん と寝っ転がると、やっぱ気持ちいいんですよね。

じゃあ畳を置くことは仕方ないとして、かめぞうは高さをつけると言うじゃありませんか。しかも30cmも!!

 

いやいや、フラットでしょ!!!


今は娘もバリバリなので多少の高さも気になりませんが、次こども産むとかなったらおっかなくてしょうがないです。

寝返り〜ズリバイ〜ハイハイあたりが危ないですよね。
(活発娘もそのころ洗濯物を干しているときにベランダに落ちたことがあります。泣)

育休を取るのは私です。日中赤子を見つつ家事をするのは大変なことです。

ましてやこどもが遊ぶスペースになるであろう畳に30cmもの高さをつけようとは……怒りのあまりギアサード!!!って感じです。

 

はい、すみません、半分愚痴みたいになってきましたね。
男性の皆様、耳が痛い話になってきましたね。


一方かめぞうはというと、


腰を大切にしています。

床に座るよりも、高さのあるスペースに腰掛けると楽なんだそうです。

職場に高さ30cmの畳スペースがあり、それが良いんだとか。


というわけで、フラットvs30cmの論争が始まりました。
※ちなみに村松さんはホコリなどが入りにくい最小限の高さ8〜10cmをおすすめしていました。

畳スペースの高さ別にまとめるとこんな感じです。

村松さん&Google先生調べ。個人差あり。

10cm…ホコリが入らない高さ。こどもを床に寝かせるのが気になる人にもおすすめ。低いのでつまづきやすいとの意見も。

20cm…登りやすい、座るとちょっと腰に負担。

30cm…座るにも登るにも実は中途半端。かめぞうの体感としてはお気に入り。

45cm…最も腰に負担がなく座りやすい、立ち上がりやすい、しかし登りにくい。


小さい家なので、30cm以上になると空間が圧迫されるデメリットが出てきます。
また、私としてはこどもの落下事故も気になります。

 

論争は続きましたが
ある日の打ち合わせで村松さんが

「網ヶ原のエスネル畳スペースが20cmなので、体感してみてはいかがでしょうか。」

と言いました。

ちょうどエスネルデザイン記念すべき一棟目の"網ヶ原のエスネル"の見学会が開かれる時期だったのです。


そして当日。
素敵すぎるお宅に大興奮のびびかめ。


部屋に入るとすぐに畳スペースが。

「これが20cmか…」と眺めていると

 

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娘が容易に20cmを登っているではありませんか!

登り降りしたり、座ってみたりして、大変気に入っているご様子。

一歳児は20cm余裕なんですね。
特に危ない様子もありませんでした。
(もう少し小さい子ならクッションかわりになるものを下に置くとか、対策が必要かもしれません。)

低めの階段一段分くらいなので、大人もサッと登れます。

腰掛けた感じも、悪くありませんでした。
腰掛けつつこどもと遊べそうです。
ちょっと休憩、でソファに座ると一生抜け出せなくなるけど(笑)ここならサッと立ち上がれそうです。

肝心のかめぞうも
「そんなに腰に負担ないなぁ!」と立ったり座ったりしてました。


フラットは叶わなかったけど、20cmならいいかもと思いました。娘が気に入ってたのも良かったです。

そこで二人で明るく「20cmに決定!」となりました。


まさに百聞は一見にしかず!


畳スペース高さ20cmのメリットまとめ
・登りやすい高さ
・高すぎないのが安心
・ホコリが畳スペースに入りにくい
・フラットより腰掛けやすく、立ち上がりやすい
・空間を圧迫しない

 

というわけで
間取り論争①は無事解決したのでした。

 

 

設計監理契約

もう一月ほど前になっていますが、8月末にエスネルデザインと建築設計・監理業務委託契約を結びました。

初めて村松さんにお会いしたのが6月。

初回面談の時点で妻に相談もなくいきなり「ぜひお願いします」と言い放ちましたが、

無事正式契約に至りました。

 

現在は詳細設計と設備の選定のため、話し合いやショールーム巡りに追われる忙しい日々を送っています。

決めることがたくさんあり大変です。

(一番大変なのは村松さんですが…^^;)

 

そのあたりのことはまたおいおいブログに書いていきたいと思っています。

我が家は2階リビング

村松さんとの打ち合わせで助言をいただいたり、

毎日話し合いを重ねること数週間。

ついにリビングを1階か2階か、どちらにするか決めました。

 

タイトルでネタバレしていますが

2階リビング(プランB案)にすることに決めました。

 

家づくりを始めたころから、夫婦共に「リビングは1階」と考えてきたので

まさかこうなるとは思いもしませんでした。

村松さんに複数プランを提案していただいて、比較検討することで

それぞれの良さと、自分たちが本当に何を求めているのか

気づくことができました。

 

 

2人で話し合ってここはぜったいこっち(2階リビング)がいいよね!

となったところをいくつか挙げてみます。

 

☆リビングに柱や壁を少なくできる。

 耐震等級3を取得する以上、1階リビングにはどうしても

 減らすのが難しい壁や柱がありました。

村松さん曰く取れる可能性はあるとは言っていたが)

 2階リビング案では1階は寝室や子供部屋なので柱や壁はあっても気にならず、

 2階は開放感のある間取りにできる。

 

☆階段下を収納にできる

 1階リビング案ではリビングに吹き抜けと階段を予定していましたが、

 階段の下は狭さを感じさせないためにオープンにしていました。

 2階リビング案では1階の開放感は必要ないので、その分のスペースを

 丸々掃除機や日用品を入れる階段下収納にすることができるようになりました。

 さらに床下への入り口も兼ねています。

 

☆1階リビング案の玄関からの丸見え感

 1階リビング案では限られた面積で最大限視線の抜けを感じれるよう

 室内扉を設けていません。

 そのため玄関からリビング全体と風呂手前までが見渡せてしまい、

 人が来た時にプライバシー的にどうかな、と感じていました。

 (玄関からリビングの間にドアを設けることも検討しましたが、そうすると

 開放感が減るというジレンマ)

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玄関に入ってすぐの光景

 

 2階リビング案では1階は各部屋の扉があるのでプライバシーも確保されています。

 

☆書斎とリビングが同フロア

 1階リビング案の吹き抜け上に書斎があるのも悪くはないですが、

 話をするにも声を張らなければなりませんし、

 視線が合わないと会話が生まれないかと。

 妻もいちいち私を呼びに行くのが面倒だと言っていました^^;

 

☆景観がいい

 言わずもがなですが。

 家にいるときに一番いることが多いのがリビングだと思うので、

 家の中で一番景観がいい部屋が寝室という1階リビング案はもったいないかな?

 と思いました。

 

 

二者択一どちらかを選ぶのはとても難しかったです。

どちらも素晴らしくよく練られた間取りでしたから。

村松さんの設計力は流石としか…(語彙力がなくてすみません)今回2階リビングを選びましたが、1階リビングを選んでも

おそらく後悔はしなかったと思います。

どっちでもいい、というのはなかなか贅沢な悩みだったのでは。

これこれこの点が決め手でした、というより

総合的に判断して2階リビング案を採用したという感じです。

2階リビング案を押していたのは私のほうですが、

妻を説得したというわけでもなく、2人で納得してこの案を採用できたのでよかったです。

初回プラン提案後

初回プラン提案を終え、早速夫婦で検討会を行いました。

 

細かい修正点はともかくとして、目下の最重要検討項目は

リビングを1階か2階のどちらにするか、です。

 

妻は完全に1階リビング派。

私も最初は1階リビングがいいだろうな、と考えていたのですが

村松さんの考えてくれた2階リビング案に完全に心変わり。

 

それぞれで大きな違いがあるので、話せど話せど結論は出ず。

夜遅くまで話し合いをする日々が続きました。

 

ひとまずそれぞれのメリットとデメリットを書き出してみました。

 

1階リビング

メリット
  • 慣れている
  • 買い物の荷物運びが楽
  • 来客対応が楽
  • 階段の上り下りが少ない
デメリット
  • 景観が悪い
  • 2階リビングに比べて暗い
  • 外からの視線が気になる
  • 書斎の位置を妥協している

 

2階リビング

メリット
  • 景観が良い
  • 明るい、開放感がある
  • 外からの視線が気にならない
  • 夜のトイレが安心(トイレは1つだが寝室と同階)
  • 書斎の位置が理想的
  • 吹き抜けがなく怖くない(やや高所が苦手。また子供の落下対策が不要に)
デメリット
  • 荷物運びが大変
  • 子供が子供部屋から知らずに出かける可能性あり(心配しすぎか)
  • 2階リビングという抵抗感(経験したことがない)
  • 1階が気になる(外から人が入ってきてもわかりにくい)

 

夫婦で思いつくだけババっと書き出してみました。

こうして見ると2階リビングのほうが総合的に優れているような気がしますが…。

それでも妻はやはり2階リビングへの抵抗感が強くあるようです。

それもよくわかります。やはり慣れていないものは選びにくい。

私も抵抗が全くないわけではないです。

 

決め方として、どちらがより合理的なのかで考えず

自分たちの感覚や直感で決めてしまっていいのでは、

村松さんはおっしゃっていましたし、

妻の意見を通しておいたほうが後々~とも思いましたが決めきれず。

 

書斎の位置にこだわっているのは私がすぐに自分の机に向かうためです。

することといえば文書を打ったり、調べ物などパソコンの操作ですが

スマホやノートパソコンの小さい画面を見たり、

小さいキーボードで文字を打ったりするのが好きでなく、

自宅では専らデスクトップパソコンを愛用しています。

パソコンは主に自分の用事に使っていますが、

私のことをスマートスピーカーか何かだと思っている妻からの、

「明日の天気は?」「あれいつから?」「あれ予約して」等の指示にも速やかに対応しなければなりません。(OK Kamezoogle)

 

ただ子育て中の身ですのでずっとパソコンにかじりついているわけにもいかず。

子供の面倒も見なければなりませんし、

妻に呼ばれればすぐに向かう必要があります。

そのため書斎とリビング(他の家族のいる場所)の位置と距離が大事なのです。

作業に集中したいときもあるが、できれば家族の気配も感じられる書斎。

それをより実現できているのは2階リビング案だと私は感じました。

 

長い検討の結論は次回。

初回プラン提案③

続いてC案。

こちらは1階リビングで水回りを2階に持っていったパターン。

空いた分のスペースに書斎が入ります。

できれば叶えたかった書斎リビング同フロアが1階で実現されています。

 

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プランC 1階

 

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プランC 2階

 

ただ設計士さん的にはあまりおすすめしないプランとのこと。

吹き抜けが小さくなっており採光が良くなく、

また洗濯の干場や収納がとれない点が大きなデメリットですね。

 

1階がかなり広々とした間取りなのは良いのですが、

プランABに比べてみるとやや間延びした感じでしょうか。

ダイニングテーブル周辺にここまで面積が必要かな?とも思いました。

 

また水回りの配置の別案もご提案いただきました。

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マルチWIC 別案

さらに屋根の案も。

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屋根案

屋根の形によって若干ですが採光性や、空を見えるかが変わる。

とてもわかりやすい図で示していただきました。

屋根の形は好みもあり、外観をとるか採光性、眺めをとるか

なかなか悩ましいところです。

 

そしてそして!今回の初回プラン提案で一番テンションの上がったものがコチラ!

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3Dパースです!

 

すばらしい!!!グリグリ動かせます。

色々な角度からみることによって、平面図では思いつかなかった「気づき」も

ありました。

わざわざ作っていただいてありがとうございます。


うちのような間口の狭い敷地ですと、正面から見たときの家の横幅が狭く、

基礎の高い分、面長の家に見えてしまいそうな気がしていたのですが、

さすが村松さん。

屋根の角度をあまり急にせず、かつ下屋があることで全く面長な印象をうけません。

総二階の無駄のないハコデザイン。美しいです…。

 

また長くなってきたので続きます。

初回プラン提案②

 続いて2階リビング、プランB案です。

こちらからの要望では1階リビングでお願いしていたので、

自分たちではあまり考えてこなかった間取りでした。

 

まずは1階。

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プランB 1階

1階リビング案よりもやや寝室と玄関が広め、

トイレは1階にひとつのみです。

 

2階です。

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プランB 2階

1階リビングのプランA と大きく違うのは書斎が同フロアにあることですね。

吹き抜けと玄関分リビングも若干広めでしょうか。

2階リビングの最大の利点は採光と眺望。

南側に隣家が近接しているこの敷地でも、

明るく開放感のあるリビングにすることができるとのことです。

 

2階リビングプランは第1希望ではなかったため、

初回プラン提案当日は参考になるな~という感想だったのですが、

後日よくよく考えていくと書斎とリビングが同フロアという点が

自分にとってかなり大きい利点で、

間取り案を見直す度に2階リビングのプランBに気持ちが傾いていきました。

1階リビング案だと吹き抜けがあるとはいえ、

この敷地ではどうしても暗くなりがち、という点も

気になっていました。

 

ただ妻のほうは1階リビングに強いこだわりがあり、

なかなか意見が合わず。

ここで1階リビングVS2階リビング

どちらにするか論争が起こりました。

この論争の結論はまた改めて。

 

続きます。

初回プラン提案①

要望ヒアリングから約一ヶ月後、

待ちに待ったプラン提案をしていただきました。

なんと3案も!!

しかも丁寧に色まで塗っていただいており、とても見やすい!

わがまま言い放題で要望がすべてかなう間取りはできるのか?

と心配していましたが全くの杞憂でした。

 

まずはゾーニングから

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ゾーニング図1階

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ゾーニング図2階

こういったゾーニング図を書いてもらうのは初めてでしたが、

我々のような素人には敷地のポイントというのを

見つけるのが難しいので、これはとても参考になりました。

仮に間取り変更する際にも、そこが何が適しているゾーンなのか一目瞭然です。

 

ゾーニング図からわかるかと思いますが

我が家の敷地は東西に細長く(間口は約6メートル)

南側に隣家が近接しております。

前面道路は西側です。

 

東西と北西側にある視線の抜けの活かし方と

採光に重要な南側をどうするかが悩みどころですね。

あまり自由度のない立地条件かもしれません。

プランニングも苦労されたかと思います…。

しかも1階リビングにして欲しいとの要望でしたので。

 

続いてプランです。

まずは本命の1階リビング、プランA案です。

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プランA 1階

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プランA 2階

とにかく感動しました。

前回のブログで伝えた要望がバッチリ入っていて

かつコンパクトでまとまった間取りだと思います。

収納計画や、ポイントとなる箇所の説明もビッシリと書き込まれており、

自分たちのために本当にたくさん考えてくれた、

ということがすごく伝わってきました。

 

それぞれの居室の位置なども特に変更したいところもなく

間取りの変更希望はなし。

唯一書斎が寝室への通り道にあるので

そこのクローズ感をもう少し加えたいかな、と思いました。

 

妻もかなり気に入り、これはもうこれで決まりか?

と思いきや…。

 

続きます。