家づくりの経緯④

大手ハウスメーカーは我が家とは合わないと感じ、次は地場のビルダーや工務店

あたってみることにしました。

 

この頃はまだ家づくりの方向性が決まっておらず、

家のデザインや雰囲気がなんとなく良さそう、という感性で目星をつけていきました。

いくつかの見学会に参加する中で

地元ではやや有名なビルダーからプランの提案を受けることになりました。

割とデザイン系?の家を作る会社でした。

 

担当してくれたのは年下の若い女性で、柔らかい印象の方でした。

大手ハウスメーカーとは間取りの修正も何もしなかったので、

家づくりの打ち合わせというものをここで初めてしたのですが

楽しかったのを覚えています。

 

地場ビルダーとの打ち合わせを何回か行い、ここで我が家を建てるのかな?

とも感じていましたが、概算見積もりということで出された金額に閉口。

大手ハウスメーカーとあまり変わらず、

価格の面で地場ビルダーには期待していたのでこれはショックでした。

 

結局私生活が忙しくなってきたことと、金額面で

地場ビルダーの提案はお断りすることになりましたが、

打ち合わせをしていった中で、我々夫婦はデザイン性を求めておらず

家の性能やコストパフォーマンスを重視(主に私がですが)していることに気づかせてもらいました。

 

ここまでの経緯で、家づくりを進めるにはまず

・掛けられる予算をしっかりと決めること(どのハウスメーカーに行こうが見積もりで不安になってしまう)

・家に何を求めるかの核をしっかり固めておくこと

この2点をクリアしなければいけないことを痛感しました。

 

地場ビルダーをお断りした頃には、家づくりがうまく進まず、金銭面での不安もありマイホーム熱も正直冷めてきていました。(家づくりを思い立ってから半年以上経過。)

ただそれでも家を建てることが家族にとってベターな選択肢であることを感じていたので、家に関しての情報集めは毎日かなりの時間を費やしていました。

今考えるとこの頃家づくりに関して冷静でシビアな気持ちになれたのは良かったと思います。(納得できなければもう建てなくていいやレベル)

家の性能に関する知識もかなり得ることができました。

おかげでこだわりの強いマニアック家づくりマン(無駄に知識を詰め込んで頭でっかち)が誕生してしまったわけですが…。